お知らせ
83号ができました。
新号の発行をお知らせいたします。こうして巻を重ねることができるのも、多くのみなさまのご支援のおかげと感謝いたしております。あらためてお礼を申しあげます。
来年は戦後80年を迎えますが、世界には戦争や移民問題があり、日本に目を向ければ物価高で私たちの暮らしは悪くなる一方です。また生活スタイルや考え方は多様性の時代になっているのに、制度は古いままというチグハグさが目立ってもきています。でも、明けない夜はないものですから、なんとか前向きに、希望を持って生きていきたいものです。
さて、今回の特集テーマ「冒険」には、第一線で活躍する作家のみなさまから素晴らしい原稿をお寄せいただきました。ほんとうの大冒険から、日常の中での小さな出会いも含めて、物語の王道のおもしろさを味わうことができます。ドアの向こう、あるいは心の中から一歩でることできっとなにかが始まる――今回もわくわくどきどきしながら、はっと考えさせてくれる作品が満載です。楽しみつつ、いろんなことを感じながら、お読みいただけましたらと思います。
なお、ヤマトのメール便廃⽌に伴い前号より発送⽅法が変わっています。お届けが遅くなりましたことをお詫び申しあげます。
鬼ヶ島通信は子どもたちの文学の実験雑誌として、楽しい誌面作りを目指して頑張っていきます。 今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
『鬼ヶ島通信』編集長 那須田 淳
83号は、12月初旬の発送予定です
83号(80+3号)は、無事に校了し、12月初旬に発送予定、お届けは12月上旬~中旬の見込みです。特集テーマは「冒険」。今号も読みごたえのある物語を多数ご寄稿いただきました。表紙イラストは、堀川理万子さんが描いてくださいました。どうぞ楽しみにお待ちください。
82号ができました。
いつも『鬼ヶ島通信』をお読みいただき、ありがとうございます。
おかげさまで『鬼ヶ島通信』80+2号を刊行することができました。こうして巻を重ねてこられたのは、会員のみなさまやご寄稿くださっている作家や画家、出版関係のみなさまに支えられてのことと、あらためてお礼を申しあげます。
コロナ禍が一段落したとはいえ、円安と物価高が私たちの暮らしを直撃し、世界に目を向ければウクライナ戦争やイスラエルのガザ地区での紛争など平和が脅かされている現状があります。
そんな中で希望はどこにあるのだろうと思っていたとき、10年以上前の東日本大震災で罹災した作家のひとりがこんな話をしてくれました。避難先の学校で、早朝、殺伐とした空気にぴりぴりしている大人たちをよそに、体育館の片隅で、子どもたちが、窓から差し込む太陽の光の中で、めいめい図書室からひっぱりだしてきた本を一心に読むその姿に心を打たれたと。
ここに本の持つ「力」あるいは「魔法」があるのかもしれません。
さて今回の特集テーマ「魔法」に、第一線で活躍する作家のみなさまから素晴らしい原稿をお寄せいただきました。楽しさだけでなく、はっとするような問題提起をしている作品も含まれています。ぜひお読みいただけたらと思います。
『鬼ヶ島通信』編集長 那須田 淳
82号は、5月末の発送予定です
82号(80+2号)は、無事に校了し、5月末に発送予定です。お届けは、6月上旬~中旬ごろの見込みです。特集テーマは「魔法」。今号もたくさんのおもしろい物語をご寄稿いただきました。表紙イラストは、たなか鮎子さんが描いてくださいました。どうぞ楽しみにお待ちください。
81号ができました。
いつも『鬼ヶ島通信』をお読みいただき、ありがとうございます。
鬼ヶ島通信は70+10号にて創刊四十周年をむかえることができました。これもひとえに会員のみなさまが支えてきてくださったお陰です。編集委員一同、心からお礼を申し上げます。
今号から80号+(プラス)のカウントでリ・スタートをしていきます。この機会に、表紙に寄稿してくださった方や連載執筆者の名前を掲載することにいたしました。
また、新連載として「私がデビューしたころ」「本屋はじめて物語」がスタートします。
鬼ヶ島通信は、今後も子どもの文学の可能性を広げる実験場として、今の時代と向き合い、どんなことを発信していけばよいか模索してまいります。 今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。
『鬼ヶ島通信』編集長 那須田 淳